
ご訪問いただき有難うございます、みそのlifestyleブログの管理者misonoです、このページでは、庭屋みそののことをご紹介させて頂きます
庭屋になった”みその”の話
庭屋「みその」名前の由来
「みその」という名前の由来は、”美しい園”という意味の他に、同じ読みで、「御園」「聖園」とも漢字で表記することができ、”天国”という意味があります。
屋号を命名したのは、私の主人ですが、我が家の庭づくりで大切なポイントが名前の由来につながっています。
庭師misonoのこと

日本園芸協会認定庭師として、剪定、植栽、庭造りなど、お庭の管理をしています。
今でこそ、庭の仕事をしていますが、実は音楽家です。
現在も、演奏活動や小学校での部活指導、教会では礼拝でピアノ伴奏や冠婚葬祭でも演奏させていただいています。
でも、あることがきっかけで、”庭”という小さな緑の領域、命を育む緑の世界の魅力にとりつかれ、仕事になってしまいました。
庭師の父
私の父は庭師です、86歳になった今も、親方として、また私の師匠として、個人のお客様のお庭を管理させていただき、剪定を行っています。
しかし今でこそ元気な父ですが、令和6年3月に大ケガをして入院し、一時期歩けなくなりました。
リハビリを重ね、なんとか歩けるようにはなったものの、高齢者がケガや病気で動けなくなると、父も例外ではなく、入院の間にすっかり弱ってしまいました。
86歳のスーパー庭師
信じられないかもしれませんが、ケガをする前まで、86歳現役庭師は、週に4~5日仕事をし、高木にもスイスイのぼって、伐採もしていました。
何よりも庭の仕事が好きで、花道茶道の師範級センスを生かして、自信を持って庭業を行い、個人のお客様は、ほとんどクチコミで承って、ご縁が続いています。
何ヶ月もお客様をお待たせすることもあるほどの人物…
シルバー人材センターでも指名を頂き、講習会で講師を務めたり、優良庭師として、表彰されるほどでした。
しかし、一度大きく身体のバランスを崩してしまうと、ケガの後遺症もあり、思うように身体も動くなったため、今はすっかりおじいちゃん庭師になりました。
それはそれで、よいのです、年相応に元気で長生きしてくれれば…と、そう思ってはいたのですが。
娘の想い


私は、庭師をしている父が好きでした、カッコいいといつも思っていたんですよね
本当に、人生はいつ何が起こるかわからないものです、
そう思うと、今こうして生きているのが当たり前ではなくて、生きていることの方が奇跡なのかもしれません。
父は命は助かったものの、大ケガで突然仕事ができなくなり、大好きな釣りにも行けなくなり、車もなくなり、生活は一変。
老いは急激に進み、歩くのも、ハシゴにのぼるのも、「自分の足ではないみたいだ」と困惑と悲しみの表情…
でも、庭の話になると、パッと顔が明るくなります、
まだ庭師としてやれることをやりたいんだと思いました。
父「わしは生ゴミ」と言い始める
ケガをしなければ、自然に老いを受け止め、少しずつ仕事も減らしたり、やり方を変えて、出来る範囲で庭業を続けていたと思います、好きなことをして、余生を楽しむ…
誰でも自然の流れに身を任せていくのが一番負担なく、穏やかに過ごせる老後というのがセオリーだと思っているはずです。
しかし一瞬の出来事で、生活が一変し、これまでの日常を突然失う喪失感は相当大きいものです。
別人になってしまった父を見て、まだ何も親孝行をしていない私に何ができるか?
今の父でも働く環境を整えれば、まだ庭師の仕事が出来るんじゃないか?と私は思い始めました。
庭掃除からビジョンへ
我が家の小さな庭には、「祈りの庭」という名前をつけています。
レンガの小道を作り、緑でいっぱいにし、美しい花々を植え、春には芽吹きにワクワク!夏には濃くなった緑と太陽にパワーをもらい、
秋は色づく葉をながめて、紅葉を堪能した後には落ち葉集め…
冬に向かって剪定をしたり球根を植えたり…
草を取りながら心のゴミも抜いて捨てる、家族の幸せを祈ったり、なにか問題が起これば、解決策を考え、新しいことを始めるときにはインスピレーションをもらう庭…
そこで与えられたインスピレーション!

最後の親孝行、父に何がしてあげれるか?祈りの中で決めたのは、父と一緒に庭業をすること
祈りの庭プロジェクト

”老いは誰にでも用意されているさいごの豊かなステージであって欲しい”
決して、父が言うような”生ゴミ”なんかじゃない、
足腰が弱ってきたからこそ、庭の手入れができなくなってきたからこその、新しい庭造りがあると思います。
家族のことを想い、世界中で起きている、メディアでしか知らない戦争のことも、私たち一人ひとりが、本当に心から平和を祈るなら、目に見えない力がきっと働くと信じます。

あなたの祈りの庭を、庭屋みそのに手掛けさせてくださいませんか?
お客様のお庭を、祈りを込めてお手入れし、お造りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます、
今後とも庭屋”みその”をよろしくお願いいたします
misono